南米新報
1930-41年／サンパウロ発行
Museu Histórico da Imigração Japonesa no Brasil（ブラジル日本移民史料館）蔵
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解説
1929年10月ごろ、阪井田南舟（善吉）によってサンパウロにて創刊された。 ポルトガル語名をNambei Shimpoという。 これは阪井田が1923年より手がけた『月刊南米評論』をベースにした週刊新聞で、 1937年5月より一時期『週刊南米』を名乗った。 出版規模は小さく、当初は2500部、最大で7000部と言われている。 阪井田は日本の国粋主義に感化され、哲学者然とした人物だったと伝えられている。 1941年９月の日本語出版禁止に伴い、終刊させられた。 8月27日の最終号には、終刊に伴い不要になった活字を個人目的で活かす「印刷部」を立ち上げると宣伝している。
1929年10月ごろ、阪井田南舟（善吉）によってサンパウロにて創刊された。 ポルトガル語名をNambei Shimpoという。 これは阪井田が1923年より手がけた『月刊南米評論』をベースにした週刊新聞で、 1937年5月より一時期『週刊南米』を名乗った。 出版規模は小さく、当初は2500部、最大で7000部と言われている。 阪井田は日本の国粋主義に感化され、哲学者然とした人物だったと伝えられている。 1941年９月の日本語出版禁止に伴い、終刊させられた。 8月27日の最終号には、終刊に伴い不要になった活字を個人目的で活かす「印刷部」を立ち上げると宣伝している。